フィラリア検査の必要性
当院ではフィラリア予防開始前に、必ずフィラリア検査を実施しております。
これまで検査をしていなかったワンちゃんにも検査をお勧めしております。
フィラリア予防薬は動物用医薬品の中でも「要指示薬」という分類にありますので、以下のような使用上の注意が記されています。
1.投与前には健康状態について検査し、異常がある場合は投与しないこと
2.本剤の投与前には犬糸状虫感染の有無を検査し、感染犬に投与する場合には成虫およびミクロフィラリアを駆除するなど適切な処置を行い、慎重に投与すること
万が一、感染しているワンちゃんにお薬を与えてしまった場合は重篤な症状を示す場合があります。最悪の場合は死に至ります。
「投薬を忘れてしまった」、「去年の薬が余っている」、「飲ませた薬を吐いてしまった」などの場合はお薬が体に吸収されないケースがあります。
フィラリア検査をしない場合は、そのようなリスクを伴います。
検査をしないことで手間が省けるし、わんちゃんへの負担が減ると思われがちですが、上記の理由から検査は行われています。
感染していることや重篤な症状が出ることは確率から言って微々たるものかもしれませんが、ワンちゃんにとってはこれは大きな問題だと思います。リスクを避けることができるのに、検査をしないことが「良い」と言い切れるかは疑問です。
万が一、重篤な症状が出た場合に、「検査をしていなかった」となると対処が大変に難しくなります。
検査をしなくてもよいケースもあります。
1.通年投与している場合(1年中毎月飲ませている場合)
2.生まれてから初めての夏を迎える場合
どちらもフィラリアに感染するリスクがありませんので、検査は必要ありません。
当院では、体重を測定し、血液検査にて感染していないことを確認した上で、薬剤を処方することになります。検査自体はわずかな血液で、数分で確認できます。
ワンちゃんに合った薬剤の選択、最適な投薬日のアドバイス、万一の投薬後の体調不良のフォロー、ノミダニ予防やその他薬剤との併用、など病院でのご相談も可能です。
とくにフィラリア検査は重篤な副作用が出るとか、検査の後に具合が悪くなるようなものではないので、ぜひ検査をしてもらいたいと思います。年に一度の検査で安全な投薬をしていきましょう!
これまで検査をしていなかったワンちゃんにも検査をお勧めしております。
フィラリア予防薬は動物用医薬品の中でも「要指示薬」という分類にありますので、以下のような使用上の注意が記されています。
1.投与前には健康状態について検査し、異常がある場合は投与しないこと
2.本剤の投与前には犬糸状虫感染の有無を検査し、感染犬に投与する場合には成虫およびミクロフィラリアを駆除するなど適切な処置を行い、慎重に投与すること
万が一、感染しているワンちゃんにお薬を与えてしまった場合は重篤な症状を示す場合があります。最悪の場合は死に至ります。
「投薬を忘れてしまった」、「去年の薬が余っている」、「飲ませた薬を吐いてしまった」などの場合はお薬が体に吸収されないケースがあります。
フィラリア検査をしない場合は、そのようなリスクを伴います。
検査をしないことで手間が省けるし、わんちゃんへの負担が減ると思われがちですが、上記の理由から検査は行われています。
感染していることや重篤な症状が出ることは確率から言って微々たるものかもしれませんが、ワンちゃんにとってはこれは大きな問題だと思います。リスクを避けることができるのに、検査をしないことが「良い」と言い切れるかは疑問です。
万が一、重篤な症状が出た場合に、「検査をしていなかった」となると対処が大変に難しくなります。
検査をしなくてもよいケースもあります。
1.通年投与している場合(1年中毎月飲ませている場合)
2.生まれてから初めての夏を迎える場合
どちらもフィラリアに感染するリスクがありませんので、検査は必要ありません。
当院では、体重を測定し、血液検査にて感染していないことを確認した上で、薬剤を処方することになります。検査自体はわずかな血液で、数分で確認できます。
ワンちゃんに合った薬剤の選択、最適な投薬日のアドバイス、万一の投薬後の体調不良のフォロー、ノミダニ予防やその他薬剤との併用、など病院でのご相談も可能です。
とくにフィラリア検査は重篤な副作用が出るとか、検査の後に具合が悪くなるようなものではないので、ぜひ検査をしてもらいたいと思います。年に一度の検査で安全な投薬をしていきましょう!
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